和歌山電鉄貴志川線「初乗り200円超え」全体では30~70円値上げ



和歌山電鉄は7月1日、貴志川線の運賃を7月1日に改定した。改定率は実施運賃ベースで普通旅客運賃が16.1%、定期旅客運賃は通勤が25.4%、通学は15.9%。

貴志川線の列車。【画像:からのち/写真AC】

普通旅客運賃は初乗り(1~3km)が従来190円だったところ30円値上げの220円で、初めて200円を超えた。7~9kmは50円値上げの370円、13~15kmは70円値上げの480円。定期旅客運賃は7~9kmの1カ月で通勤が3010円値上げの1万4430円、通学が1170円値上げの7990円だ。

普通旅客運賃の旧運賃と改定後の上限運賃、実施運賃。【画像:和歌山電鉄】
通勤定期旅客運賃の旧運賃と改定後の上限運賃、実施運賃。【画像:和歌山電鉄】
通学定期旅客運賃の旧運賃と改定後の上限運賃、実施運賃。【画像:和歌山電鉄】

このほか、企画切符類は「1日乗車券」が従来800円だったところ1200円に改定。400円値上げして1000円を超えた。

貴志川線は和歌山~貴志14.3kmを結ぶ鉄道路線。運営会社の和歌山電鉄は、コロナ禍により減少した需要の回復は限定的であることや、安全運行維持のための資材費や人件費などのコストも増大しているとして、4月30日に旅客運賃上限変更認可を申請した。

国土交通省の近畿運輸局長は6月12日に認可したが、和歌山電鉄は実際に適用する運賃(実施運賃)を認可上限額より低く抑えて7月1日に改定した。

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