京成の新型有料特急「形式名」「内外装」など発表 座席は2種類、愛称の募集も



京成電鉄は7月10日、押上~成田空港を結ぶ「新型有料特急列車」に導入する電車の形式名を「3900形」に決めたと発表した。あわせて3900形の内外装デザインなども発表。愛称の一般募集も始めた。

押上~成田空港で運行される「新型有料特急」。形式名は「3900形」に決まった。【画像:京成電鉄】

京成電鉄は昨年2025年5月、押上~成田空港を結ぶ新型有料特急を運行すると発表。今年2026年2月にはピンクと黒の2色による外装イメージを部分的に発表し、最高速度は160km/h、所要時間は押上~空港第2ビルで最短30分台前半とする計画を明らかにしていた。運行開始は2028年度の予定で、将来的には都営浅草線や京急線への直通運転も視野に入れ、羽田空港~成田空港を結ぶネットワークの強化を目指す。

京成電鉄は今回、3900形の車体側面や車内座席を含む内外装のデザインも発表。デザインコンセプトは「日本らしい、やわらかな整いと華やぎ」とした。外観は春を思わせるピンクをベースに、前面と側面にブラックのラインを配して「日本らしい簡素さと高速感」を表現。ヘッドライトは桜の花びらをモチーフにしたデザインを採用する。内装はベージュやブラウンをベースにした「落ち着いた色合い」でまとめるという。

3900形の編成イメージ。【画像:京成電鉄】

1編成のうち1両を特別車、残りの車両を一般車とし、従来の有料特急「スカイライナー」などと異なり座席種別を2種類にする。座席配置は一般車が横4列(2+2列)なのに対し、特別車は横3列(2+1列)だ。

特別車の座席は一般車よりシート幅を30mm、シートピッチを180mm拡大し、後方の席を気にせずリクライニングできるバックシェル構造を採用。床は高級感のあるカーペットを採用するという。

3900形の内装(一般車)のイメージ。座席は横4列になる。【画像:京成電鉄】
3900形の内装(特別車)のイメージ。一般車を1席少ない横3列になる。【画像:京成電鉄】

このほか、スムーズに乗り降りできるようドアを1両につき片側2カ所に設け、荷物スペースも4カ所に設ける。すべての座席にACコンセントとUSBポート(Type-C)を設置し、女性専用トイレや空気浄化装置、防犯カメラも各車両に設置する。

新型有料特急の愛称募集は7月10日~8月16日。応募は京成電鉄ウェブサイトの特設サイトで受け付けている。京成電鉄は選定方法について「応募数による決定ではございません」としている。発表は2027年度中を予定している。

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