静岡県浜松市と遠州鉄道の2者は、遠州鉄道の鉄道線のうち遠州西ヶ崎駅付近を高架化する事業に着手する。同駅付近で鉄道線と交差する主要地方道「浜松環状線」の4車線化に伴うもの。4月23日に基本協定を締結する。

この事業は、積志6号踏切踏切から遠州西ヶ崎駅を経て遠州西ヶ崎4号踏切付近までの約1.4km、鉄道線の線路を立体化するもの。遠州西ヶ崎駅が高架駅に変わるほか、事業区間内にある踏切8カ所を解消する。線路の構造は高架式だが事業区間の起終点は盛土式。工事は仮線工法で実施する計画だ。
浜松環状線は浜松市内にある五つの環状道路のうちの一つ。全長約26kmのうち約24kmは4車線だが、残りの約2kmは2車線のままだ。このうち1.24kmで4車線化が事業中だが、遠州西ヶ崎駅付近の残り0.76kmも4車線化が事業化されたことで全線4車線化の見通しが立ったことから、同時に鉄道線の立体化も行うことになった。



浜松市と遠州鉄道は4月23日の午後、浜松市役所で基本協定の締結式を行う予定。2者が事業を実施するうえでの基本的事項を定める。浜松市はこの事業により、踏切の渋滞解消や物流の効率化、災害時における緊急車両の通行確保など大きな整備効果が期待されるとしている。
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