7月25日からの大雨の影響で東北地方の鉄道を中心に運転の見合わせが続いている。秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線は7月30日朝から比立内~角館の運転を再開した。奥羽本線(山形線)と同線に乗り入れている山形新幹線は8月1日に一部再開の予定。
国土交通省と鉄道各社によると、東北エリアの鉄道の運休線区は次の通り(7月30日7時55分まとめ)。
JR東日本
・山形新幹線:山形~新庄 ※奥羽本線(山形線)乗り入れ区間
※8月1日から山形~大石田で運転再開。
※8月1日から大石田~新庄で代行バス運転(途中駅通過)。
※大石田~新庄の再開は8月中旬ごろか。
・奥羽本線(山形線):村山~新庄
※少なくとも5カ所で被災か。
※芦沢~舟形で土砂流出。
※8月1日から村山~大石田で運転再開
※大石田~新庄の再開は8月中旬ごろか。
・奥羽本線:新庄~院内
※少なくとも7カ所で被災か。
※新庄~釜淵で土砂流出。
※代行輸送は行わない。
・大船渡線:一ノ関~気仙沼
※一ノ関~真滝で土砂流出。
※代行輸送は行わない。
※復旧の見込みは立っていない。
・陸羽西線(代行バス):新庄~酒田(余目)
※道路工事に伴う長期運休に対応した代行バスの運転を休止中。
・陸羽東線:鳴子温泉~新庄
※少なくとも9カ所で被災か。
※最上~大堀で路盤流出。
※瀬見温泉~東長沢で土砂流入。
※代行輸送は行わない。
秋田内陸縦貫鉄道
・秋田内陸線:鷹巣~比立内
※6カ所で被災。
※阿仁合~荒瀬で土砂流入。
※鷹巣~阿仁合は数日中に再開か。
※阿仁合~比立内は復旧の見込み立たず。